祖先の霊魂が神格化した年神様を迎えるための「神祭り」として行われるようになったと言われています。

お正月の文化はどこから始まったのか?風習について解説!

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お正月文化の始まり

 

お正月の意味と風習

 

日本においてお正月は「年神様を我が家にお招きして祝う新年最初の重要な行事」として広く認知されています。
ここでいう「年神様」というのは元旦になると家々に幸福をもたらす為に高山から降りてくる神様のことです。

 

古来より日本では祖先の霊魂が田畑の神様や山の神様になると信じられており、お正月になるとこれらの神々が年神様となって子孫の繁栄を見守り支えてくれると考えられてきました。

お雑煮

 

お正月になるとお餅を年神様にお供えする風習が古くから残っていますが、このお餅のご利益を頂戴するために作られた料理が「雑煮です。

 

ちなみに年の初めである元旦を迎えてから最初に汲んだ「若水」を使って煮るのがお雑煮の本来の習わしとされています。

 

また、お正月には多くの人が「初詣」を行うためにお寺や神社を訪れますが、この初詣というのは本来、自分たちが住む地域に宿る「氏神様」を祀っている寺社に詣でるのが習わしとなっています。

 

初詣は一般的に元旦から1月7日までの間に行うのが良いとされていますが、関西地方では15日までとしている地域もあります。

 

 

お正月文化の始まりとは

 

日本におけるお正月文化は日本国内に現存する行事の中で「もっとも古い年中行事と言われています。

 

その正確な起源については詳しく分かっていませんが、仏教が伝来したとされる6世紀よりも前には既にお正月文化は存在していたと考えられています

 

お正月は家に年神様をお迎えして年初めに幸福を願い、祝う行事として古来より人々の間で親しまれてきた歴史があります。この年神様は元旦に家々を訪れてその年の豊作や家族の健康、幸福などを約束してくれる神様として崇められてきました。

 

本来はお正月文化もお盆と同様に「先祖を祀る行事」として行われていましたが、日本国内で仏教の影響力が強くなるにつれてお盆と明確に区別されるようになり、祖先の霊魂が神格化した年神様を迎えるための「神祭り」として行われるようになったと言われています。